大葉の育て方|ベランダ菜園初心者でもプランターで苗や種から簡単!

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細かくきざんで和食の薬味として引っ張りだこの青シソ。
大葉というのはこの青シソの園芸品種としての名前です。

ちぢれた柔らかい葉から漂う大葉のかおりは、晩ごはんの献立の妄想をかきたてますよね。

食卓の名わき役『ザ・アジアンハーブの大葉』を育ててみませんか!?
ベランダでもできる苗や種からの育て方を、菜園初心者にもわかりやすくご紹介します。

 

ベランダ菜園初心者に大葉は簡単!?

大葉

大葉はどちらかといえば発芽させるのは簡単な種類のハーブのはずなのに、プランターで種をまいて育てようとすると、なぜかうまくいかないのはなぜでしょう?

反対に家庭菜園では、こぼれ種から翌年ぞくぞくと生えてくる…。
時期が来ると固い地面からでも、コンクリートのあいだからでも芽を出すのも事実です。

発芽の条件を整えてあげると、初心者でも簡単に大葉を育てることができるんですよ。

 

時期

  • まきどきは4月~6月頃
    大葉が苦手とするのは霜です。つまり各地、霜がおりなくなった時期がまき時です。
  • 発芽温度は17度から25度
    種子の周囲の温度が適温になれば、発芽開始。
  • 発芽日数は15日~20日
    屋外において光をあて、条件がととのえば発芽します。
春温かくなって霜が降りない日が続き、陽気で人も虫も活動しやすい時期が目安!

 

日長時間

地に根をはり動けない植物は、正確に一日の昼の長を認識することで、刻々と変化する自然環境に適応しているのだそうです。

大葉は短日植物だということで、一日の日長が一定時間(限界日長)より短くならないと反応が起きない植物のことをいうのです。

つまりシソは14時間15分を境界にして、それより昼の時間が長いと全く花芽がつかず、また短いと殆どの植物に花芽がつくといった花芽の形成を行うそうです。

このように、昼と夜の長さを認識する植物の時間感覚は、素晴らしい精度ですね。

屋外の光をあて、自然のサイクルを感じさせながら育てることが、育てる環境に適応した種を育てるためにも大切!

 

大葉の苗をプランターに植える

発芽させるのが難しい場合は、種まきの代わりに、最初の年は苗を活用するのはいかがでしょうか。

成長したら、挿し芽を活用しながら株を増やしていくのでも良いですし、翌年の種を取るために、いくつかの株を摘みのこすこともできます。
来年以降は手間をかけて種をとらなくてもプランターの中にこぼれた種が翌年、条件が整えば再び発芽します。

また挿し芽で増やしても良いでしょう。
10cm程度の茎に上部の葉を数枚のこし、水に挿しておくと白い根っこが発根しますよ。

 

■用土

プランターで育てる場合には、とくに土のなかの空気のバランスが必要になります。

植物の根は呼吸をしているため、酸素を常に必要としているからです。
このバランスが崩れがちな鉢土で、空気を混ぜ込むためには、団粒構造を高めた積み込み土をベースにして、ピートモスや腐葉土、パーライト、バーミキュライトなどを混合すると良いですよ。

根・茎・葉が生長する初期の栄養成長期にはそれほど栄養は必要としませんから、土についてもあまり神経質にならず、市販のハーブの土をつかえば問題ありません。

基本の土は、堆肥とともに積み込んだ土、ピート、パーライトを、堆積で1:1:1程度に混合したものです。

  • プランターの水抜きの穴は必須。
    穴がないか水はけが悪い状態では、肥料分が含まれた水が底にたまって根を腐らせることになります。
  • 乾燥に注意。
    鉢が保持できる水の量を多くしたいときはピートを多くします。
    水を少なくして鉢を軽くするためには、吸水性のおとるパーライトなどを混入します。

 

■ プランター

大葉は、比較的どんな条件でも根を張るおおらかな植物ですから、プランターの素材もまた神経質にならずお好きなものでOK。
100均のプランターでも十分に使えます。

 

■ 大葉を植える

種子の他にも、シソはセル苗としてさまざまな品種が簡単に手に入ります。

<良い苗を買う>

良い苗の見分け方は、太陽の光をあびて育った苗のがっちり育っていることと、香りが良いこと。
こっそり嗅いでみて、香りが強く感じられるものを選びましょう。

日頃から、良い苗をあつかっている種苗店を身近に探しておくことも大切なことです。

 

<コンパニオンプランツ>

しそは、トマトやネギと混植すると互いに害虫を遠ざけ合い生育を助け合い双方の食味が良くなります。
互いに助け合う関係の植物を『コンパニオンプランツ』あるいは『共栄作物』と言います。

ナスやキュウリの間にしそを植えると、病虫害を減らすのにも役立ちますよ。

こちらでは、コンパニオンプランツについてさらに詳しく紹介しています。

 

<苗を植える>

  1. プランターは水抜きの穴があるかどうか確認しましょう。
  2. プランターのなかに、苗を仮置きして、レイアウトを確認します。
    適当なスペースを作って何本ぐらい植えられそうか確認しておきます。
  3. レイアウトを覚えてから、仮置きの苗を外に出します。
  4. 鉢底に鉢がけや玉石の層でその穴を覆います。鉢底から2~3cm。
  5. もしあればその上に不織布で被います。
    こうするとあとで解体するときに、土と鉢底の石とを分離しやすくなるからです。
  6. その上にさらに用土を満たします。
    根鉢のトップがコンテナの縁より少し下になるような深さに植物を植えます。
    プランターと植物の隙間を鉢土で埋めたら完成です。
十分な根張りのスペースをつくって、適当な間隔をあけて植えましょう!

 

大葉の種をまく

繁殖は種まきです。

  • 霜の心配がなくなった4~6月が種まきの季節です。
  • 発芽しにくいので前日一晩水につけておきましょう。
  • 4~5cm間隔で5,6粒播きます。覆土はしません。

光によって発芽が促進される「好光性種子」なので深く埋めてしまうと発芽が遅れます。
覆うとしても薄くします。

発芽しにくいので前日一晩水につけておきましょう。
4~5cm間隔で5,6粒播き、覆土はしません。

次にまき方をご紹介します。3通りの方法がありますが、それぞれのメリット、育生のコツを参考に好きな方法でまいてみてください。

 

すじまき

直線状に凹みをつくり、そこに種を落とし入れる方法。
主にニンジン、ダイコン、ごぼうなどの直根性の野菜に適しています。

指で土をなぞり、スジ、つまり直線状の溝をつくり、そこに種を置きます。
この上に土をかぶせるのですが、薄くかぶせてください。
シソは好光性植物のため、発芽に光を必要とするためです。

<メリット>

  • 点まきよりも種を多く蒔けるうえ、ばらまきよりも間引きしやすく、徒長しにくい。
  • 込み合いにくい為に病虫害の被害も少ない。
    とにかく間引きをこまめに行いましょう。

<コツ>

板や棒などを土に押し付けて溝をつくると線がまっすぐになります。

 

ばらまき

栽培容器や畑などの土の上に直接種をばら撒く蒔き方。
上から土をかけるかどうかは、種子の性質により判断してください。

大葉の場合、土はかけてもかけなくても良いのですが、土をかける場合にはできるだけ薄くぱらぱらとかけておきましょう。
土をかぶせたあとは種を軽く押し付け、風などで飛ばされないようにする必要があります。

<メリット>

  • 一度にたくさんの種をまけるため、すじまきや点まきと比べると、まくための時間と労力が省けること。
  • 大量に発芽するため、ばらまき後に選別して、まだ小さな芽のうちにポッドに移植できる。
  • 間引きが多くなるので、間引き菜も多くなり、育てながら食べられる。

<コツ>
ばらまきを行う際に種をまきすぎないこと。種と種の間が1cm程度は開くような量の種をばらまきをしましょう。また、徒長しないようにこまめに間引きを行います。

 

点まき

植物の種類に応じた一定の間隔を設け、一箇所に種を5粒程度蒔いてから、発芽後に一箇所一本に間引きをしていく方法。
土に指で適当な間隔で穴をあけ、そこに種をまいていきます。

かぶせる土は、すじまきと同様です。

<メリット>

  • 一箇所一箇所に種を数粒まくので、育てる場所を特定しやすい。
  • 種を大量にまかないので、間引きの回数が少なく根を痛めにくい。

<コツ>

コップやペットボトルのキャップなど、底が広くて平らなものを、使うと良いです。
土に押し付け、0.5mm~1cm程度へこませたところに種をまいていきます。種同士の間隔には1cm程度の余裕をもたせます。

 

 大葉の水やりと肥料

発芽してきたら途中で間引きをして、それを食べつつ、のこりの苗を大きく育てます。
だいたい4枚~6枚の葉がでてきたら、植え替えてもよいでしょう。

水やり

水はタップリと与えて、発芽するまでは土が乾かないように、霧吹きなどで水を与えます。
日当たりが良いほうが生育は良いのですが、葉が固く育ちます。
柔らかい大葉が欲しいなら、半日陰に置いて置くと硬くならないですよ。

水やりは午前中
ベランダでの栽培は、コンクリートの照り返しもありますので、暑さと乾燥に注意し日陰をつくってあげましょう。

 

肥料

肥料は液肥等を追い肥します。
芽吹いたときにはそれほど必要としない栄養も、そこからしばらくすると肥料食いになります。
オーガニックの肥料や液肥を定期的に与えるのがよいようです。

 

大葉の間引きと摘心

発芽してきたら途中で間引きをして、それを食べつつのこりの苗を大きく育てましょう。
株を充実させたければ、株から2~3節程を残して上の方をカットして食べながら育てます。

晩夏から開花。
枝先に白色か淡紫色の花穂をだしますが、花が必要ない場合は花芽も摘心し、株を充実させます。
生殖生長に栄養を使わないようにするためです。

 

摘心のやり方

摘心とは、植物の成長点をあえて切り取る作業のこと言います。
摘心することで成長点を失った植物は、脇芽を伸ばしてどうにか大きく成長しようとする、この性質を利用して、株を充実させるのです。

だいたい成長してきて葉が7~8枚になったら摘心をおこない、摘心した葉も収穫の一部、食べながら株を充実させていきましょう。

 

間引きの仕方

密集して発芽した場合に、ひとつひとつの芽が大きく育たないという問題があります。
密集しているので、陽の当たる位置へと茎が伸び、茎が曲がって変形したり、土の栄養分がそれぞれに行き渡らないためです。
これを防ぐために「間引き」を行います。

本葉がでてきたら、葉が触れ合わない程度まで間引きます。
最終的には1本にしますが、同じところから抜くときに一緒に周りの苗も抜けてしまったり、成長の過程で虫の被害にあったりなど万が一の場合に備えて、数本は残しつつ成長させながら、数回に分けて間引きます。

 

わき芽はどうする?

シソは縦にものびますが、脇芽で横にも伸びます。
脇芽が育ってきたら、随時収穫と摘心
繰り返すと多くの芽が出てき、鉢やプランター植えですと根を張れるところまで生長します

 

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大葉の収穫方法

草丈30cm~40cmくらいまでに成長したら収穫時です。
20~25cmの高さになってきたら、一枚ずつ下から順番に一枚ずつカットします。収穫時には摘心も兼ねて脇芽をのこして茎をカット。

 

大葉の収穫はどこから

20~25cmの高さになってきたら、一枚ずつ下から順番に葉を一枚ずつカットします。
下のほうが茎だけの寂しい状態になったら、下から2~3節残して、脇芽の出てきそうなところの少し上の部分で摘心を兼ねてカット

そうすると、脇から新たな芽がでて株を充実させますよ。
下の方の葉は光合成を行うため、少し残しておくと良いです。

 

大葉の種の取り方

大葉の種は、木が枯れてそのままカラカラになるまで木に付けておいて、木を揺すって種を落とせば種はとれます。

種のついた穂から種が落ちる前に、全体を刈り取り、透明なビニール袋や新聞紙で穂ごと包み込んで口を閉じ、上から叩いて種を落とす方法もあります。

何もしなければ種は落下しますので、その「こぼれ種」が時期が来たら発芽しますよ。
何度も生まれ変わって環境に適応した種が育っていくの楽しみですね。

 

おわりに

今回は、ベランダ菜園初心者でも、プランターで苗や種から簡単な大葉の育て方をお届けしました。

大葉を始めとするシソは、発汗・解熱・鎮咳・鎮静薬として昔から風邪の治療に民間療法として利用されました。
精油成分には、小腸内輸送促進作用や胃酸過多による潰瘍を抑制する作用があるほか、強い防腐作用があるといわれています。

あの独特なかおりが食欲を掻き立てるのは、このような効能があったからなのかもしれません。
自然が本物の食欲を増進させてくれることを認識せずにはいられません。

 

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