みずがめ座流星群(7月)2018の特徴や極大のピーク時間帯と見える方角!

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みずがめ座δ(デルタ)流星群が7月に訪れます。
夏の夜空に流れる星々。
5月のみずがめ座η(エータ)流星群はご覧になったでしょうか?

改めて、2018年の7月の天体ショー『みずがめ座δ流星群』の特徴や、5月の流星群との極大(ピーク)の時間帯や見える方向などの違いを見ていきたいと思います。

「星に願いを」という思いも込めて子供心に戻って星を眺めてみるのもいいですね。

 

7月のみずがめ座δ(デルタ)流星群の特徴

みずがめ座流星群7月
みずがめ座流星群の、5月はη(エータ)で7月はδ(デルタ)
天体にはたまに頭が痛くなるような言葉が出てきますね(笑)
しかし、難しい話ではありません。ただの名前と思えばいいだけですよ。

では、7月の流星群の特徴を見てみましょう。

 

みずがめ座δ(デルタ)流星群の特徴

みずがめ座δ(デルタ)流星群は大きく北群と南群に分けられています。
(厳密には4つに分けれらているそうですが専門家でも区別が難しいそうです。)

現在はほぼ南群のみが観測されていて、南群をみずがめ座δ(デルタ)流星群と呼んでいます。

流れ星のスピードが他の流星群に比べてやや遅いので肉眼でも見やすいと言われています。
また、放射点の高度が高いため、寝転んで真上をみていると流星が下から上に上がって流れているように見えるものも出てくるようです。

さらに流星群の時期として、他にもやぎ座流星群も重なるので、より流星が見られる可能性が高まります。
性質が少し違うので流れるスピードが違ったり、火球を伴ったりするようですので環境が整って余裕があれば違いを楽しむこともできますね。

 

バイエル符号とギリシャ文字

星座は輝く星々を動物や物の形に見立てて名付けられました。
方角を知るための目印にしたり、季節を読んだりと古来から人々に親しまれてきました。
現代でも多くの学者たちが日夜研究を続けています。

星座にα(アルファ)やβ(ベータ)などの記号が最初に付けられたのは1603年です。
天体の研究もしていたドイツの法律家 ヨハン・バイエル 氏が「ウラノメトリア」という星表を発表しました。
その星表では、星座を形どる星々の一つ一つにギリシャ文字を割り当てて名前をつけていきました。
そしてそれがそのままバイエル符号として今日にも引き継がれています。

基本的には明るさの順ですが、当時は現代のような高性能な望遠鏡はなく、肉眼での研究だったそうで、現在では厳密に明るさの順にはなっていないものもあります。

つまり、5月のη(エータ)はギリシャ文字の7番目の文字を表すのでみずがめ座の中では7番目に、7月のδ(デルタ)はギリシャ文字の4番目の文字なので4番目に明るい星ということです。

流星群と言っても一定方向ではなく、四方八方に流れていきます。
その元になる中心点が、5月はみずがめ座ηの星付近かδ付近か、という区別です。
ということで、特に名前に深い意味があるわけではありません。

 

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みずがめ座δ流星群2018のピーク時間帯と見える方角

極大と言われる動きが観測しやすいピークの時間帯と見える方角。
これらを押さえておくと観測しやすいですので、是非参考にしてください。

 

2018年みずがめ座δ流星群の極大ピークの時間帯

みずがめ座δ流星群は、他の流星群に比べると大きなピークが無いと言われている流星群。
しかし、あまり見れないという意味ではなく逆に長い間見られるようです。

今年2018の極大のピーク予想は7月28日
特定の時間帯は決まっていません。

これは、あくまでもピークを迎えるタイミングです。

およそ7月20日から徐々に増え始め、8月5日頃終息する形で見頃になり、この前後でも十分観測可能です。
なので、天候が良く月の入りが早い日に観測するのがいいですね 。(月の入りに関しては後述)

 

みずがめ座δ流星群データ
出現期間7月12日 – 8月19日
極大時刻7月28日 (前後数日間)
※特定の時刻は決まってない
見頃時間帯7月20日から徐々に増え始め8月5日頃終息
光度比
(流星の明るさを表す指標)
3.2(暗め)
極大出現数(ZHR)
(流星の出現数を表す指標)
20
対地速度
(地面に対する流星の速度)
41km/s
流星電波観測国際プロジェクト・ American Meteor Society参照

 

 

■観測のオススメ日時
30日(日)月が沈む午後10時以降から31日(月)明け方まで。
天候や都合で見れない場合は、前後の日を予備日にしておきましょう。

■流れ星の数
1時間に10個ほど。
やぎ座α(アルファ)流星群ペルセウス座流星群も飛び始めるため、各流星群からの放出で多くの流星を観測できそうです。

 

星の輝きと月齢の関係

星が輝きは日によって違います。
星自体の輝きが変わっているのではなく周りの明るさが違うのです。

都会の夜空は周りに街の光が多いので星が見えにくいですが、田舎の夜空は周りが暗いので見えやすいですよね。

そして、夜空にもう一つ輝く月との兼ね合いもあります。
月は約15日をかけて、朔(さく)と呼ばれる新月から、望(ぼう)の満月へ姿と明るさを変えていきます。

星の観測にとって、この月齢が大きな影響を与えます。
もちろん星の観測という点においては朔の新月が一番好条件です。

 

2018年7月の月齢表はこのようになっています。

 

今年2018の極大の日は7月28日ですが、この日はなんと満月!
つまり、流星観測にとって最もよろしくない日、ということですね・・。

しかも28日の月の出、月の入り時刻は、

月の出:19:09
月の入り:翌4:47

なので、夜中はずっと満月の月明かりが煌々と夜空を照らしていることになります。

これはもう、満月の方向を見ないように月を避けて見るか、あるいは、「満月も楽しみつつ時々星が流れればいいか」と割り切って楽しめるように気持ちを切り換えるのがいいかと思います。

 

ですが、「どうしても月明かりに邪魔されたくない!」という場合は、極大の日の28日ではなく、少し日にちを前倒しすればチャンスにありつけますよ。

みずがめ座δ流星群は、比較的長い期間ピークを取る流星群なので、少し前倒して、月の入りが早い日を選べば良いのです。
ラッキーですね!

28日までの月の出、月の入り時刻は次のとおり。

月の出月の入り日の出
7月20日12:1523:474:40
7月21日13:144:40
7月22日14:120:214:41
7月23日15:090:574:42
7月24日16:031:374:43
7月25日16:552:194:43
7月26日17:433:064:44
7月27日18:283:554:45

できるだけ極大の28日に近く、日の出までに時間的に余裕のある日を選ぶのがいいでしょう。
7月23〜25日あたり、天気が良いといいですね!

 

みずがめ座δ(デルタ)流星群の見える方角

みずがめ座自体は午後9時頃に東の空から登り始めます。
しかし、5月のηと同じように空全体を眺めるのがオススメです。

この時期は他にも、やぎ座流星群なども併せて観れる時期です。
みずがめ座を中心に観ながらもそこまで気にしないくていいかと思います。

夏の大三角と言われる、わし座・はくちょう座・こと座の西側にみずがめ座はあります。
全体的な夏の天体観測を楽しむのも魅力の一つですね。

みずがめ座流星群7月

 

みずがめ座の由来

星座の由来の多くはギリシャ神話です。
日本で言うところの古事記のようなもので、神々が国や地球を作ったという伝説から多くの星座が名付けられています。
みずがめ座にもありますので、少しご紹介します。

全知全能の神ゼウスにはヘベという娘がいました。
美しい女神で神々の住むオリンポスの看板娘として給仕をしていました。
しかし、ヘラクレスと結婚するということで給仕をやめてしまいます。
(なんだか一般社会のような話しですが。)

次の給仕係も美しい者がいいと期待は高まります。
そんな折、ゼウスは人間界のトロイの王子・ガニメデスが絶世の美少年という噂を聞きつけました。

そこで、ゼウスは人間界にわしの姿を借りて降り立ち、首根っこをくちばしで掴み無理やり連れ去りました。
ガニメデスを急に連れ去られ、残された両親や王女は困惑しますが、神々の国に仕えるということであればとゼウスの説明に納得します。

そして、残された者たちがいつでも観れるようにとゼウスはガニメデスがみずがめを担ぐ星として空に描きました。
みずがめの中には英知の源と言われるネクタル(不老不死のお酒)が入っていると言われ、その星のおかげでトロイも繁栄しました。
こんなエピソードからみずがめ座はわし座の隣にあると言われています。

あくまでも神話のエピソードです。
夏の夜空を静かに見つめる。
というのもいいですが、お子さんにこんなエピソードを話しながら一緒に眺めるのもいいですね。

 

おわりに

近年では、映画・漫画などでもSFや宇宙が舞台のものが増えてきました。
多くは戦闘がメインになっていますが、宇宙の魅力の一つに星があります。

「流れ星が流れている間に3回願い事を言えると願いがかなう」

少年少女の心に刻まれた魔法の呪文のような言い伝え。
もちろん科学的根拠はありません。
改めて思い返せば、大人になると忘れてしまう純真さの象徴なのかもしれませんね。

昔から夜を照らしてくれた月と星々。
近代化が進み便利な生活を手にいれた人類が失いつつある物の一つが夜空かもしれません。

忙しく生きる日々では夜空を眺める時間はあまりないかもしれません。
こういったタイミングを機会に改めて天体の美しさや壮大さに包まれてみるのも癒しの一つですね。

 

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作家BESO。
オーガニックやスピリチュアルライフを楽しむクリエイター。批判や対立から次のステージへ行けるように日々精進しております。

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