切り干し大根の簡単な作り方|作る時期と干し方や切り方は?保存方法も!

スーパーのお惣菜屋の前を通り過ぎようとしたとき、何気なく陳列棚を横目で見ると飛び込んでくるのは、おばあちゃんがよく作ってくれたあの「切り干し大根」。
思わず90度身体を陳列棚に向きを変え、思わず手に取って買ってしまいます。

子供の頃は切り干し大根ってそんなに気にも留めてなかったのに、年を重ねることで段々懐かしさが増してきます。

切干大根を、ニンジンとお揚げさんを刻んで煮込んだものや、水で戻し固く絞りほうれん草と彩のニンジンで作った和え物、それぞれの家庭の味がありますね。

そこで、切り干し大根を大根から作ってみることにしました。
乾燥場所は窓辺。
一日中お日様に照らされ、面白いほどよく乾きます。

それでは切り干し大根の美味しい作りや、作る時期・干し方・切り方は・保存方法についてご紹介いたします。

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切り干し大根を作るのに適した時期は?夏でも作れる?

切り干し大根

冬が旬の大根、甘みも強く力強く成長するこの季節。
やはり旬の物を使い加工する事で一番おいしく仕上がります。

冬の中でも寒の時期それが寒干し大根の季節、寒くて風がびゅんびゅん吹く頃、そう寒い時期に作ると上手に作ることができます。
冬は気温が低く湿度も低いためカラット仕上がるため保存がしやすいのです。

カビが生えにくいってことなんです!

しかし、冬だけじゃなく夏でもちゃんとできますので、ご心配なく~。
夏は日差しが強くカラット仕上がるのは間違いなし。
湿度の地域差や、夜露に濡れないように注意するだけで上手に作れますよ。

切り干し大根の作り方

作り方は至って簡単!
切る、干す、保存する、たったこの3ステップ。
ただ、少しだけ工夫をすることで手作り「切り干し大根」の美味しさ倍増させます。

切り干し大根の切り方いろいろ

一口に「切り干し大根」と言っても、大根の切り方にもいろいろあります。
ここでは3種類の切り方の違いをみていきましょう。


切り干し大根
千切り煮物でも酢の物やあえ物でも、オールマイティーな切り干し大根。
細切りなので、サクサク干せていきますので、簡単に作れます。

大根1本を4~5分割にし縦にスライスをした後、更に縦に千切りをします。
千切りができる道具を使っても上手くいくことでしょう。

太さはお好みで良いのですが、細いと切れやすいのでご注意ください。


切り干し大根
たて割り作り方はもっとも簡単。
まず大根1本を縦に切ります。
大根の大きさにもよりますが16~20分割くらいに切ると干しやすく乾きやすいのでよいでしょう。

干し方は吊るしても、ざるに並べてもお好きな方で。
また、茎の一部を切り離さず二股やたこ足のようにして、吊るして干す方法もあります。
今回は,糸でしばって干しました。


切り干し大根
輪切り大根が太かったので。半月型に切りました。

これも、なんたって煮物に限ります。
さらに煮汁を含んでぽたぽたして、そのおいしさはほっぺが落ちそう。

2~3ミリ程度に輪切りにするだけです。
大根は干すと縮みますが、使うときに水に戻すとまた膨らんできますので用途によって切り方を調整して下さい。


切り干し大根の干し方とコツ

今回は、千切りと輪切りはざるに広げ、割り干しは吊るしてそれぞれ窓辺にほったらかし。
時々ひっくり返したりして様子を見ましたが、手間はなにもかからなくてちょっと拍子抜けでした。

大根の干し方について、切り方はいくつかありますがいずれも重ならないこと、乾燥しやすく空気が通りやすくすることが肝心です。

切ったらすぐに乾燥させることで菌の繁殖を防ぐことに繋がりますので、天気予報と相談しながら「切り干し大根」の仕込みをすることも一案。

また、「切り干し大根」をつくる工程で、日光に当てることについてまずは乾燥させる、大根の甘みを閉じ込める雑菌の繁殖を防ぐこと、要するにお日様の恩恵を十分に受けるチャンスなのです。

日光に当てて干すことでビタミンやミネラルがアップしますよ。
そのうえカルシウムもアップしますので嬉しい限りです。

日本海側など天候不順な地方でも   レンジでチンをすることで乾燥をさせ、カビを防ぐことも出来ますよ。

干し方としては、細かく切ったものならざるに薄く広げて干す方法や、ホームセンターに売っている3段とか4段のつるして使う(魚の干物を干すときの網)網を使い干す方法で害虫から「切干大根」を守れます。

割り干し大根ならロープや竿の活用も方法の一つですね。

冬でも夏でもそれ以外の季節でも共通しているのは夜露にあてない雨にあてないこれが共通して言えることです。

夏は日光にあてたら夜は冷房の部屋で、扇風機の風を利用して一気に乾燥させることもできますね。

切り干し大根の切り方の味と用途の違い

切り方によっては食感が違ってきます。
お料理の仕方によって切り方も変わってきますし、地域によっては様々です。
食感を上手に使えば、お料理のレパートリーがひろがりますよ。

千切り干し大根

切り干し大根
それは大根の繊維は縦に走っていますので、縦に包丁を入れ切ることで繊維が長く保たれた状態になっています。噛むととシャリシャリとした食感です。
歯ごたえのあるほうがお好みの方は、縦の千切りがお勧めです。

用途は、煮物・和え物・お浸しなど。
和え物やお浸しは、水に戻して硬く絞って使います。

割り干し大根

切り干し大根
煮物に最適です。いろいろな野菜と煮物ができます。

また、中国料理にも相性抜群。
豚肉と割り干し大根の煮物は中国の家庭料理ですが、ほっぺが落ちるほどおいしいです。

はりはり漬けの材料でもあります。
輪切りでご説明した漬け汁にしっかり漬け込みます。
割り干し大根を水で戻してから、漬け汁に漬け込んでください。

輪切り干し大根

切り干し大根
人の腿ほどもあろうかと思われるくらい巨大な『紫大根』もしっかり干せました。繊維を横に短く切ることで、口当たりが柔らかく味も染み込みやすくなるのが特徴です。

煮物に最高です。
だしをよく含み、柔らかくて食べやすいです。

また、はりはり漬け風即席漬けにすることカリカリと美味しいものです。
作り方は、切り干し大根を拍子木に切って漬け汁に漬け込むだけです。

漬け汁は、醤油・だし汁・酢・みりんをひと煮立ちさせ、鷹の爪の小口切りを少々入れて冷まします。
冷めたら、切り干し大根を漬け込むだけ。

このときの切り干し大根は、水に戻さなくていいのです。
カリカリした美味しいお漬物になります。

切り干し大根の保存方法

切り干し大根

せっかくきれいに乾いた切り干し大根でも、ほったらかしにしておくと湿気って味が落ちてしまいます。
ほんのちょっとしたひと手間で、最後まで美味しく食べられます。

保存の仕方

早めに使い終わるのがわかっているなら、ジプロックに入れて冷暗所で保存するのもOK。
完全に乾いた状態なら、ジプロックに乾燥材を入れ空気を抜けるだけ抜いた状態で保存すると、長持ちします。

小分けにして冷凍するのも一つの保存方法です。

保存期間は

十分に乾燥したもので2週間からひと月ほどが目安になります。
温度によっては茶褐色に変色する場合がありますが、食べることについては問題ありません。

冷凍保存はさらに保存期間が長くなります。

おわりに

昔の人の食品保存の知恵に頭が下がる思いです。
多くの人の失敗の積み重ねが今の私たちの生活に根付いており、ありがたみを感じます。

そして口に含んだ時、あの懐かしさや思い出を運んできてくれます。
伝統食品は味だけでなく、心も伝承しているのでしょうか?

恩恵に感謝しその持つ素材をいかに美味しく頂くか、調理することの楽しみにもつながりますね。
自分で干した切り干し大根に、格別な美味しさを見つけ満足感と幸せ感いっぱいになりました。

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