群馬県の紅葉の景勝地といえば『みなかみ』、その中でも奥利根湖は、最高峰の紅葉スポットとして有名ですね。
今回は、奥利根湖の紅葉の見頃時期や、行き方についてもご紹介していきたいと思います。
みなかみ最高峰の紅葉の絶景スポットは奥利根湖!
奥利根湖は、利根川の最上流にある矢木沢ダムによってできた人造湖。
日本のダム湖100選にも選ばれています。
奥利根には、この奥利根湖と、他にも「ならまた湖」「藤原湖」「洞元湖」と合わせて4つの湖がありますが、この奥利根湖が最も大きな湖です。
利根川水系のダムのうち、最も多くの水を貯めることができることから、「関東地方の水瓶」とも言われています。
春の新緑もとても美しく、夏は涼しいため、たくさんの観光客が訪れていますが、なんといっても奥利根湖の景観が息を呑むほど美しくなるのは、秋の紅葉の時期でしょう。
奥利根湖を囲むブナの原生林が色づきはじめると、赤や黄色の美しい紅葉がまるで絵画のように、湖を囲みます。
その様子を湖上から眺めると、360度見渡す限りの紅葉のパノラマが広がるんです!
これが、みなかみ方面でも紅葉のクオリティが最高峰と言われているゆえんでしょう。
また、奥利根湖から利根川の源流「大水上山」あたりは、「利根川源流域自然環境保全地域」に指定されており、このあたり一体は秘境の地になっています。
神秘の湖とブナの原生林からなる雄大な大自然が織りなす紅葉の素晴らしさを目の当たりにすると、筆舌に尽くしがたいほどの感動を体験することができるでしょう。
紅葉や新緑が特に美しいことから「日本のリトルカナダ」の二つ名を持つ奥利根湖。
ぜひ、一度お出かけになってみてはいかがでしょうか。
奥利根湖の紅葉の見頃時期はいつ?
奥利根湖の紅葉の見頃時期は、例年どおりでは10月中旬~10月下旬頃となります。
少し早めですが、紅葉は気温8度になると色づき始めるので、標高の高い山などでは10月に入るとすっかり一面秋色になっており、11月上旬には落葉していることもしばしばです。
詳細な見頃時期を知るには、奥利根湖(矢木沢ダム)を管理している水資源機構沼田総合管理所のサイトで、日々の紅葉情報が公開されていますので、良いタイミングを狙っていくにはチェックしておくといいですね^^
奥利根湖の行き方は?湖上のアクセス方法はカヌー
奥利根湖の行き方、アクセス方法ですが、自動車で関越道水上ICよりR291、県道63を経由して、水上方向へ約1時間20分進みます。
奥利根湖は、水上駅から見ると北東の方角に位置しています。
奥利根湖への道の途中、須田貝ダムの近くに「屋倉橋ゲート」と呼ばれるゲートが設置されています。
屋倉橋ゲートの先は、矢木沢ダムの管理用道路となり、奥利根湖へ行くにはこの管理用道路を通行していくことになりますが、屋倉橋ゲートが開門する時間が決まっています。
屋倉橋ゲートの開放時間(10月1日以降)
8:00~17:30
屋倉橋ゲートから管理用道路を約8km進むと、矢木沢ダムの駐車場へ到着します。
矢木沢ダムには陸路でたどり着くことができますが、湖上からの絶景を拝むには、これより先はカヌーでないと行くことができません。
出艇できるポイントは1ヶ所のみ設けられており、出艇する場合は入り口付近にある監視小屋で手続きをする必要があります。
また、出艇できる時間も決められています。
奥利根湖の船舶等進入路開放時間
8:30~17:00
特に休日は釣りを楽しむ人の姿が多く見られ、利用者のほとんどはカヌーを使用して湖畔に出られているようです。
もし、装備を持っていない場合は、カヌーツアーを利用するのがいいでしょう。
奥利根湖のカヌーでのレイクウォークを楽しむときは、若干濡れる可能性もありますので、服装などにも注意してくださいね^^
■■ レイクウォークに持参した方が良い物
・ 水を弾きやすいアウター
・ 濡れてもOKな靴(ビーチサンダルや長靴など)
・ レインウェア
・ タオル
・ 飲み物
・ 日焼け止め、帽子
カヌーでしか行けないという絶景スポットの奥利根湖の紅葉をぜひ体験してみてくださいね!