夏バテの予防対策に、ハッカ油風呂を試されてはいかがでしょうか。
夏は暑いのでどうしてもシャワーだけで済ませてしまいがちですが、ハッカ油風呂に入るとなんと「涼しさ」を感じることができるんです!
それでもって、体はしっかりと温まることができるから不思議ですね。
今回はハッカ油風呂の夏バテ症状解消の効果や、使用量についてご紹介します。
夏バテの予防対策にはハッカ油風呂がおすすめ!
夏のお風呂はなんだか億劫・・・
暑いし出来ればシャワーで済ませたい、と考える方も多いのではないでしょうか。
たしかに、夏のお風呂に入った後のグッタリ感というか、汗がどっと出てますます疲れてしまった、なんてこともあるので、夏はお風呂よりシャワーの方がいいと考えられがちです。
しかし、夏は意外に体が冷えておりそれが原因で夏バテのさまざまな症状を引き起こしているので、実は夏こそお風呂で体を温めるべきなんですね。
シャワーだけでは夏の疲れは取れないので、体がスッキリしない感じが続いてしまいます。
それは分かるけどやっぱり暑いし、シャワーの方がスッキリするし・・・と諦める前にぜひ試してみていただきたいこと、
それは、「ハッカ油風呂」です!
ハッカ油とは、ハッカソウを乾燥させて水蒸気蒸留によって抽出した精油。
ペパーミントの仲間で、成分に「メントール」が含まれており独特のスーッとした強い香りがします。
ドラッグストアでもこのような形で販売されていますね。
このハッカ油をお風呂に入れると、
- スースーとした涼感があり、熱さを感じない
- お風呂あがりにもしばらく清涼感が残り、汗だくにならない
- 消臭・殺菌効果があり、体臭を抑える
- リラックス効果があり、暑さによるイライラした気分を鎮めてくれる
という効果があり、夏の不快感を解消してくれるのにとっても役立ちます!
使ってみるとこの素晴らしい効果を体感していただけますので、ぜひハッカ油風呂をお試しくださいね^^
ハッカ油風呂が夏バテの症状の解消に効果的な理由
スースーして気持ちがいいのは分かったけど、どうしてそれが夏バテの症状に効果があるのでしょうか。
ハッカ油を使うと涼しさを感じられますが、実は実際に体温が下がっている訳ではありません。
ハッカ油に含まれるメントールの作用で、皮膚の表面にある冷感受容体を刺激して活性化されるため、脳に「冷たい」という信号が送られているだけなのです。
つまり、ハッカ油風呂というのは 涼しく感じるけれど体はしっかりと温まることができる ということなのですね!
通常、夏の暑い時には、クーラーや冷たい飲み物で体温を下げることばかりを考えてしまいがち。
現代型の夏バテは、内臓の冷えによる自律神経の乱れが大きな原因の一つなので、冷やさないというのも大切な夏バテ対策なのです。
ですので、お風呂に入ってしっかりと温まることが、自律神経を整え夏バテ解消につながるという訳なんですね!
ハッカ油風呂に使うハッカ油の使用量と注意点
ハッカ油をお風呂に入れて実際に使っていく際には注意点があります。
ハッカ油は数滴入れただけで絶大なスースー効果があるため、普通の入浴剤感覚でうっかり入れすぎてしまうと、涼しいを通り越してかなり寒くなります。
真夏に極寒を味わえるというのもちょっとおかしな話ですが、皮膚の表面もピリピリと痛くなる場合がありますので、入れすぎには十分注意してくださいね^^
実際にはどのくらいの量が適量なのかというと、約100Lに対して一滴の量という感覚です。
普通の家庭のバスタブの大きさは200~300Lかと思いますので、2滴か3滴入れれば十分ということになります。
入れれば入れるほど涼感が強くなるので、お好みに合わせて使用量を加減していくといいですね^^
その際も、1滴入れては混ぜ、加減を見てまた1滴入れれば混ぜ、という具合に様子をみながら使うようにしてみてくださいね。
また、シャンプーやボディソープにも混ぜて使用することも出来ます。
髪や体がスッキリとした感覚を得ることができるので、湯船に入れない場合でも効果を得ることができますね^^
ハッカ油を湯船に入れた場合、残り湯を洗濯に使うことは可能です。
洗濯に使う場合は、「洗い」と「最初のすすぎ」のみに残り湯を使い、「最後のすすぎ」には水道水を使うようにするといいですね^^