桑の葉茶の効能と副作用|糖尿病に効果的な飲み方は?作り方や入れ方も!

  • 0
    ツイート
  • 0
    facebookでリンクをシェア
  • 0
    google+
  • 0
    ブックマーク
  • 0
    Pocket

Sponsored Link

 

メディアのトピックスに必ずといっていい程登場する「スイーツ」の話題。
食べたい!と思う一方で、脂肪や糖の摂り過ぎが心配になる方もいらっしゃいますよね。

健康や美容のために我慢しなくてはいけないかな・・と思ったり。

そんなあなたに、桑の葉茶をご紹介します!
「カイコ」が食べる“あの桑の葉っぱ”のお茶です。

この桑の葉に秘密があって、体の中を浄化し、髪の毛や肌を健康に保つ成分を種類・量ともに多く含んでいることが知られているんですよ。

今回は、茶葉と粉末の作り方やお茶の入れ方、効能と副作用、そして桑の葉に特有の糖尿病の予防効果についてもお伝えします。

 

桑の葉茶の効能

桑の葉茶乾燥した桑の葉

桑の葉茶にはミネラルなど水に溶ける有効成分が多種類含まれていて、不足しがちな体の基本要素を補ってくれるので、日頃の栄養バランスの乱れが反映されすい美容の味方なんです!

どんな風に味方になってくれるのか、さっそく見ていきましょう。

 

造血や血液浄化とデトックス作用

桑の葉に多く含まれるクロロフィル(葉緑素)と鉄は血液中で結びつき血液の材料となります。

また、クロロフィルには血管内のコレステロールを吸着して血液をサラサラにしてくれる作用
、大気や食品などから体内に摂り込まれたダイオキシンや重金属などの有害物質を吸着して排出するデトックス作用が広く知られています。

 

肌や髪を健やかに保つ

桑の葉に多く含まれるカルシウムや亜鉛、加えてビタミンB群、マグネシウムには血行を促進してホルモンバランスを整える働があります。
これによって、肌のターンオーバー(若返り)がスムーズになります。
また、カルシウムや亜鉛はメラニン(髪の毛の色素!)の生成を助けて黒髪をより美しく保つ働きをします。

ここで、「でも、メラニンってシミの素なのでは?」と心配になる方もいらっしゃいますよね?

メラニンは、肌のターンオーバーがスムースに行われていれば、色素として沈着する前に排出されます。
桑の葉茶は、メラニン生成と肌のターンオーバーの両者を促進する成分を含んでいますので、少なくともメラニンがシミとして沈着するのを促進するには至らないと考えられます。

 

抗酸化作用によるアンチエイジング

強力な抗酸化作用をもつポリフェノールの一種であるルチンは、老化の原因の一つである体内の活性酸素の働きを抑えるだけでなく、血管を強くしたりビタミンCの吸収を促進する働きを持っていて、アンチエイジングの強い味方になってくれます。

ここまで見てきた3つの効能を見ていくと、すべて私たちを体の内側から美しくしてくれるものばかりですよね。

ジャムの材料として果実が知られている桑ですが、葉っぱにもこんなに豊かな恵みがあって。
桑ってまさに、天然の美容サプリメントなんです!

 

糖尿病予防効果

そしてもう一つ、桑の葉茶に特有とされている効能が有名です。

現時点では“桑の葉茶に特有”の成分とされている「デオキシノジリマイシン」に糖分の分解酵素の働きを阻害して糖の吸収を遅らせる作用があり、血糖値の急上昇を抑制することが確認されています。

※デオキシノジリマイシンという物質は糖の分解を完全に阻害するわけではなく、緩やかに血糖値が上がっていくような分解速度にするということです。

ですから、糖の吸収(血糖値を下げる)際に必要なインスリン分泌 のバランスを乱す副作用はないと言われています。

 

桑の葉茶の副作用

桑の葉茶はノンカフェイン・ノンタンニンですので、お子さんから妊婦さんまで安心して飲むことができる健康茶
しかし、多く摂り過ぎると食物繊維の働きが過剰になってお腹が緩くなることがあります。

体質や個人差がありますので、みんながお腹が緩くなるということでもありません。
その時々の体調やご自分の体質に合った量を、確認しながら飲まれることをお薦めします。

また、糖尿病の治療を受けられている方は、血糖値が下がりすぎてしまう可能性がありますので、事前に主治医に相談されることをお勧めします。

 

糖尿病に効果的な桑の葉茶の飲み方

糖尿病は、血糖値の急激な上昇によってインスリン分泌機能に不具合が生じ、糖分の代謝が滞ることが一因として知られています。

食後の血糖値が急に上がるのを防ぐのが大切。
また、糖分の分解酵素の働きを阻害して糖の吸収を遅らせる作用のある『デオキシノジリマイシン』は水に溶けるので、体内に留まらずに排出されてしまいます。

  • 食前(20~15分くらい前)から飲み初めて食事中も飲むこと。
  • 毎日、継続的に摂ること。

生活習慣病予防としては、この2点がとても大切です。

『デオキシノジリマイシン』は水よりもお湯に溶けやすい性質をもっているので、冷茶として飲む場合も温茶として作ってから冷まして飲みましょう

桑の葉茶はクセがなくマイルドな味なので、食事と一緒に飲んでも味や香りを損なうことはないように感じますよ。

 

Sponsored Link

 

桑の葉茶の作り方と入れ方

こんなに栄養のある桑の葉を食べているカイコですから、あんなに丈夫で美しい絹を吐き出すことができるのも分かるような気がしますね。

では、私たちも上手に恩恵にあずかりましょう。

 

桑の葉の収穫時期

6月末から10月初旬にかけてが収穫時期です。

桑の木を見つけたら一気にかまわず取るのではなく、収穫の際の心得があります。
次の年もその次の年も葉っぱを分けてもらうのですから、木が弱っては困りますね。

  • 葉は植物の生長にとても重要なのもなので、幼木や若木からではなく十分に成木になった個体から摘み取る。
  • 成木であっても、葉を摘み過ぎると桑の木自体を弱らせてしまうことになるので、数本の木から少しずつ頂く。

植物も私たちと同じ生き物であるということを心に留めつつ、時々の出会いを大切にしながら収穫できたら一層豊かな気持ちになりますね!

 

桑の葉茶の作り方

桑の葉茶は、誰にでも簡単に作ることができます。
さらに桑の葉を丸ごと食べてしまう方法として『粉末』を作り、料理に使うとより多くの栄養素をいただくことができますよ。

「茶葉」と併せて「粉末」の作り方もご紹介します~。

 

準備するもの
  • 桑の葉(適量)
  • ザル
  • キッチンバサミ
  • 蒸し器
  • ほうろくorアルミ製以外の鍋orフライパン ←桑の葉を乾かす工程で使う
  • ミルサーor乳鉢(すり鉢では粉末になりません)←粉末にする場合に使う

 

★作り方
  1. 摘み取った桑の葉をよく洗って、キッチンバサミで小さめに刻む。
  2. 湯気の上がった蒸し器に、できるだけ重ならないように刻んだ桑の葉を入れて、1~2分蒸す。
  3. 蒸し上がった桑の葉をできるだけ重ならないようにザルにあげ、天日で干す。
  4. 乾燥しきれていない場合は、ほうろくorアルミ製以外の鍋orフライパンで煎って完全に乾かす。始めから火にかけてもOKで、焦がさないように注意してくださいね!

蒸さずに乾燥させるやり方もありますが、ここでは、蒸す(熱を加える)ことによって生葉に含まれる酸化酵素の働きを押さえ、併せて青臭さをなくすために、蒸してから乾燥させる方法を紹介しています。

保存は茶葉・粉末とも緑茶と同じ要領で、乾燥剤と供に密閉容器に保存し、できるだけ早く飲みきってくださいね。

  • 摘み取った生葉は酸化酵素による劣化(成分の分解・変質)が進むので、短時間で処理できる量を用意しましょう。
  • ザルは桑の葉を拡げる量に見合った大きさや枚数を用意しましょう。
  • 蒸し器や鍋はアルミ製以外のものを使う方ことをお薦めします。(溶け出したアルミが桑の葉の成分と化学反応を起こして“違う物質”になってしまう可能性があります。)
  • 蒸し時間は基本的に短時間ですが、樹の樹齢や採取した場所・時期によって必要な時間が変わることがあるので、「生葉の青臭さを感じなくなった頃合い」を目安にしてみて下さい。
  • 水分を含んだ状態が長く続くと劣化や雑菌が繁殖するもとになりますので、干すタイミングは晴天下で、時間は長くても半日くらいを目安にしましょう。

 

入れ方(茶葉)

桑の葉茶の入れ方は2通り。

急須にお好みの量の茶葉を入れ、お湯を注いで抽出します。
普通にお茶を入れる感じでいいんですよ。

ステンレスのやかんか鍋にお湯を沸かし、茶葉を適量入れ4~5分煮だしましょう。
煮るとより多くの成分を抽出することができるんです。

桑の産地の高齢者から聞いた話によると「昔から桑の葉は煎じて飲む」ものだそうです。
生活の知恵がここにも生きていたんですね。

さまざまな有効成分を含むハーブティを入れる時は、使う水にも気をつけましょう。

  • 水道水を使う場合は、温茶でも冷茶でも、一回沸騰させてカルキ分を飛ばしたものを使いましょう。(お茶の成分との化学反応を避けるため)
  • 市販のペットボトル入りの水を使う場合は、「硬水」ではなく、「軟水」を使うようにしましょう。

※硬水は外国産に多く、軟水に比べてミネラルを多く含んでいるので、茶葉に含まれる成分と化学反応を起こす可能性があります。

 

粉末の作り方と使い方

粉末にする場合は、できた茶用をミルサーで粉にします。
乳鉢を持っていれば、摺るとさらに滑らかな粉になります。

※粉末を作ろうと予定している場合は、葉を刻まない状態で「蒸す→乾燥」してもOKです。

粉末は抹茶と同様に使うことができます。
飲んでよし!スイーツの生地やパウダー、クリームに混ぜて使ってもよし!普段のお料理の隠し味にだって使えます!

粉末にして葉を丸ごと食べると、お茶では体に採り込めないβカロテンやビタミE 、フィステロール(植物性脂肪)などの有効成分も一緒に撮り込むことができメリットがあります。

※フィトステロールは、悪玉コレステロールを排出する働きがあることが確認されており、動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果があるとされています。

水に溶けない成分は、いったん体に取り込まれると過剰であっても排出されにくいので、粉末については摂り過ぎに注意しましょう。

 

おわりに

桑の葉茶の作り方、茶葉と粉末について幾つかのポイントを交えてご紹介しました。
葉を摘んだらすぐに処理をして、最後はしっかり乾かす、これを守ればだいたい大丈夫です!

入れ方は、普通のお茶と一緒なので簡単ですよね。

古くから日本や中国の人々の間で薬草として飲まれてきた桑の葉茶。
体の内側から美しくしてくれる上に、副作用の心配なく生活習慣病の予防にも役立つんですもの、改めて納得です。

桑の木は山や森に行かなくても公園や街中に植えられていたりしますので、お散歩の途中にでもみかけたら少し葉を頂いて、ぜひ「桑の葉茶」作ってみて下さい。

「お茶の葉を焙じる時間」って何だか心が落ち着きますよ。

 

Sponsored Link




  • 0
    ツイート
  • 0
    facebookでリンクをシェア
  • 0
    google+
  • 0
    ブックマーク
  • 0
    Pocket
いいね

コメントを残す

    「自然とともにある生活」をテーマにオーガニックライフな感性を追求するメディア