ナズナ(ぺんぺん草)のおいしい食べ方や味は?効能と栄養がすごい七草!

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庭に、取ってもとっても生えてくる「ぺんぺん草」。
よく見ると可愛い花をつけたひ弱そうな雑草ですが、かなり繁殖力がありますね。

別名は「なずな」。
お粥にして1月7日に食べるあの「春の七草のナズナ」です。

今回は、春の七草のナズナ(ぺんぺん草)のおいしい食べ方と味や効能と栄養についてのお話です。

 

ナズナは春の七草

なずな 食べる

春の七草は、せり・なずな・ごぎょう・はくべら・ほとけのざ・すずな・すずしろの7種類。
この七草を入れた七草がゆを1月7日の朝に食べるのは、日本の伝統行事ですね。

地方によっておかゆの具材が少々変わっても、お正月のお祝いで弱った意を休めるためとか、一年の無病息災を祈って食べるという習慣は全国にあるようです。

秋の七草は観賞用というのに対し、春の七草はすべて食べられるんです。
更に栄養や薬効もあるのです。

日本の全国各地のどこにでも生えていて、特定の産地や条件はありませんが、日当たりが良いところを好み日陰や湿地はあまり好みません。

道端・たんぼ・野原・空き地・畑などどこにでもありますが、汚染のないきれいな場所に生えていることを確認して採取します。

  • 除草薬や農薬が撒かれていないこと。
    土壌汚染されているところのものは避けましょう。
  • ペットや動物が歩き回っていないこと。
    万が一、糞尿がかかっていてはたいへんです。
  • 車の排気ガスなど空気汚染がないこと。
    車の通行量の多い道端のものは、排気ガスがしみこみ洗っても取れない場合もあります。

こんなことに注意して採取場所を選んでください。
ひょっとしたら家の庭や玄関先にあるかもしれませんね。

若葉は柔らかく、採取するのも簡単。
春一番に出てくるのは、こんもりとした株になっていますので、サクサク採ることができます。

根っこを切り落とし、汚い葉やゴミを取ったらきれいに洗えば、すぐに料理できます。
面倒な下処理もいりません

食べられる野草・雑草としてナズナは素晴らしい存在に違いありませんね。

 

ナズナ(ぺんぺん草)のおいしい食べ方

七草かゆには欠かせないナズナですが、おかゆ以外の調理法も美味しくてびっくりしますよ。
なんと言ってもナズナは癖がきつくないので、工夫次第でいろいろ食べられるのです。

 

ナズナの味は?

水菜のような食感でシャキシャッキ!
生と茹でたものは若干香りや味が違うように思いますが、それぞれ美味しいものです。

生で食べると、クレソンのようにちょっぴり辛みと香りがあります。
サラダに入れると、『これがぺんぺん草?!』と信じられないくらい美味しいのです。
ぜひ試していただきたい食べ方です。

茹でるとあっさりして、これまた違った美味しさがあります。

 

ナズナの美味しい食べ方

ナズナはバリエーションが多く使い勝手の良い野草です。
いくつか食べ方をご紹介しましょう。


■茹で方

なずな 食べる

菜っ葉を茹でるように茹でるだけです。
ゆで汁に少し色がつきます。
それでもナズナはきれいな目の覚める緑色をしています。

アクが気になる方は、水でさらすと良いでしょう。
15分ぐらいでアク抜きは完了!


■お浸し

なずな 食べる

茹でたナズナの株元を切り落とし、食べやすい長さに切るだけです。

鰹節やお醤油でいただいてもよく、また酢味噌でも美味しくいただけます。

切り干し大根を水で戻し、同じぐらいの長さに切ったものとのお浸しもステキ!


■アーモンドあえ

なずな 食べる

茹でて2~3cmに切ったナズナを、アーモンドを荒く挽いたもので和えます。
ミルサーかフードプロセッサーで粗みじんになるまでガーガー。

ナズナとアーモンドと醤油を混ぜるだけ。
なんの手間もかからないのに、このおいしさ!

ナズナだけでなく、その他の野菜やイカ・タコと和えても美味しいです。


■みそ汁

なずな 食べる

茹でたナズナでも生でもかまいません。
油揚げとナズナのみそ汁はいかがでしょう。
とても簡単にみそ汁ができちゃいます。

また、実だくさんの汁物の吸い口として、生のナズナをこんもりと盛ってはいかがでしょう。
けんちん汁のように、里芋・にんじん・ごぼう・こんにゃくのお汁にナズナが入ってます。


■生でサラダ

なずな 食べる

香り、味、食感、そして見た目も最高!
こんなおいしくて可愛い野菜は何ですか?とよく聞かれます。
オリーブオイルとリンゴ酢だけでも素敵ですが、今回は大根・ナズナ・チーズ・ドライトマト・インカベリーにガーリックハラペーニョのオリーブオイルをかけました。
ドライトマトの作り方はこちらで紹介しています。


■天ぷら

なずな 食べる

サクサクした天ぷらができます。
詳しい揚げ方は「ふきのとうの天ぷら」で説明しています。
塩で召し上がってくださいね。
つくしやアサツキなどの野草や、冷蔵庫の野菜と一緒に野菜のかき揚げにしてもおいしいものです。

揚げる油の温度は170℃前後のやや低め。
たっぷりの油で、たくさん一気に鍋に入れないようにしてください。


■炒めもの

なずな 食べる

油で炒めると、緑色がさらに冴えてきれいです。
いつもの炒め物に追加するだけでナズナの炒め物が完成!

ここでは、もやし・白きくらげ・ナズナを、中国料理風に生姜・酒・塩で味付けしています。
中国では、ナズナは薺菜といい日常的に食べます。
相性がいいのもうなづけますね。


薺菜餃子

なずな 食べる

ナズナと豚肉の餃子です。
肉のしつこさがなくあっさり食べられます。
餃子の具が、茹でたナズナを細かく刻んで豚肉と混ぜたもので、味付けは普段通りです。
中国では一般的な餃子の一つです。

豚肉を豆腐に変えると美味しいベジタリアン食になります。


 

ナズナの効能と栄養がすごい!

道端に生えている雑草という感覚がぬぐい切れない方も多いことでしょうが、中国では当たり前のように食べられているナズナ。
ではどんな栄養や効能があるのでしょうか。

 

ナズナの栄養

ナズナには多くの栄養成分が含まれています。
ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で、ホウレン草などの葉物野菜に近い感じです。

カリウムやカルシュウムや、ビタミンではK・B1・B2がそれぞれホウレン草より含有が多いのです。

食品成分表によると鉄が2.4mgも含まれており、女性やベジタリアンにうれしい限り。

女性の不定愁訴には貯蔵鉄(フェリチン)が不足していることがあるとか。
鉄欠乏性貧血にならないように、ナズナを取り入れてみてはいかがでしょう。

 

ナズナの効能と薬効

ナズナは高脂血症・高血圧・動脈硬化・などの生活習慣病の改善や、ガン予防・皮膚病予防・骨粗鬆症など予防効果があるとか。
また、むくみ・便秘・下痢・腎臓病・生理不順などにも効果があるといわれています。

コリン・アセチルコリン・フラボノイドが全草に含まれるため、血管拡張や副交感神経の活性作用や、腸管壁や心臓に働きかける作用があるものと考えられます。

 

漢方薬のナズナ

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ナズナの乾燥させたものは、漢方薬として古くから使われています。

高血圧・利尿・便秘・吐血・解熱・生理不順などに効果があるといわれ、中医学(漢方)や民間療法でその効果を発揮しています。
通常、中医の病院で処方されるときは、症に応じていろいろな生薬と混ぜます。
日本では、和漢の相談に乗ってくれる病院に行かれることをお勧めします。

民間療法でナズナを使いたい場合は、乾燥ナズナ10gを1日量とし500mlの水で煮だします。
半量になったら出来上がりです。
個人的味覚ですが、あまりおいしくもなくそれほどまずくもありません。
参考まで~

目の充血や痛みと吹き出物やニキビに効くとされ、抽出液で眼を洗ったり顔につけたりできます。

 

注意点

アセチルコリンは血圧を下げる効果があるので、妊娠中の方の摂取は控えたほうが良いとされています。
たくさん飲みすぎたりサプリなどの大量に取り過ぎは、十分気を付けてください。

いずれも、専門医や主治医に相談の上お使いくださいね

 

おわりに

たかがナズナ。
道端に生えているちっぽけな雑草が、こんなすごいヤツだったと思うと、なんだか見る目が変わってきますよね。

一番のおすすめは『ナズナを食べる』。
春の柔らかい若芽は、どんな野菜も負けるほどおいしいものです。

そして、かわいい小さなお花は、デスクわきに飾ってもホッとする安らぎを感じさせてくれます。

出勤の途中に道端でぺんぺん草を見つけたらそっと持ち帰り、小さなトレイと水を含ませたティッシュペーパーの上で飾ってみてはいかがでしょう。

 

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中国の伝統健康法・気功法や中国武術を上海で学び、有効な身体の使い方と健康法の指導をする健康運動指導士。 オーガニックライフやエコロジーに目覚めたきっかけは合成洗剤の疑問から。 身体を壊さない・未病にならない方法を、多くの人に提案し続けている。



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