ローリエの葉の栄養と効果効能|生葉の使い方や乾燥の日数と保存方法は?

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お料理好きでなくても名前は聞いたことはあるといった人も多い、ローリエ。
月桂樹と呼ばれるクスノキ科の木の葉っぱで、ローレルやベイリーフとも呼ばれます。

このローリエ、料理のスパイスとしては広く知られた存在ですが、実は栄養価を豊富に含んだ頼れる存在なんです。

生葉のままローリエは使えるのでしょうか。
また、乾燥の方法や日数と保存は可能でしょうか。

収穫に最適と言われる夏が到来する前に、その栄養と効果効能について確認しておきましょう^^

 

ローリエの栄養

ロリエの葉

たかが葉っぱと侮ることなかれ。
ローリエの葉には、こんなにもたくさんの栄養価が含まれています。

 

ビタミンC

ローリエは言わずと知れた抗酸化剤、ビタミンCの宝庫と言われています。
がんの発生を促すとされる有害なフリーラジカルを除去する作用を持っています。

また、ビタミンCに含まれるアスコルビン酸は、天然の免疫強化剤でもあります。
怪我をして出来てしまった傷をおだやかに完治へ導いてくれるほか、その強い抗ウイルス性で風邪を撃退するちからも持っています。

 

ビタミンA

ビタミンAもまた、身体の健康をまもるために欠かせない栄養素です。

特にビタミンAが得意とするのが視力の維持
スマートフォンやパソコンの画面をみる機会の多い現代人にとっては、必須の栄養素といえるでしょう。

その他美肌づくりにも効果的な上、肺がん口腔がんの予防にも役立ちます。

 

ビタミンB群

含有率としては上記のビタミンA・Cより下がりますが、ナイアシン、ピリドキシン、パントテン酸、リボフラビンなど、ローリエにはビタミンB群もたくさん含まれています。

これらのビタミンは、皮膚や粘膜の育成を助けるほか、エネルギー代謝においても重要な役割を担っています。

 

ミネラル

ローリエにはたくさんのミネラルも含まれています。
コッパー、カリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガン、鉄、セレン、亜鉛、マグネシウムなどがそれにあたります。

どれも現代人の生活において欠かせないミネラルですが、その中でもあまり知られていないのがセレンです。
セレンはビタミンEとよく似た抗酸化作用があり、不足すると、がんになりやすくなったり、老化を早めてしまう恐れがあるとされています。

 

葉酸

葉酸は、DNAの形成血を造る過程において必要不可欠の栄養素として知られています。

厚生労働省は、妊娠中または妊娠を望む女性に対し、積極的に葉酸を摂取するようにとの勧告を出しています。
これは、お腹にいる赤ちゃんの健康をまもる効果があるからです。

男性においても、前立腺がんの予防が認められています。

 

ローリエの効果効能

その栄養価もさることながら、具体的な効果効能をみていくと、ローリエがただのスパイスではないことがわかります。

 

消化促進

ローリエの葉は、過敏性大腸炎(IBS)などに代表される胃腸の不調に効果的とされています。
消化がうまく行われずに生まれてしまったおなかの不快感をやわらげることで、古くから生薬として使われてきました。

小麦・大麦・ライ麦に含まれるグルテンの過剰摂取の危険性が叫ばれる昨今、ローリエにはグルテンの消化を助ける効果もあります。

現代の私たちの食事は、グルテンのような消化の難しい複雑なたんぱく質の組み合わせともいえます。
ローリエに含まれる酵素は、そんな複雑化した食生活の中懸命に消化活動を行っているおなかの救世主。
食べ物の栄養を吸収しやすくしてくれます。

 

抗炎症作用

パルテノリドという成分をご存知でしょうか。
リウマチなどに代表される関節炎の薬に配合されている抗炎症剤です。

ローリエには、このパルテノリドが含まれています。
特に生のローリエの葉は、関節の痛みにたいへん効果的で、そのまま葉っぱを湿布としてはるだけで、痛みが和らぐのだとか。

もちろん、お料理に使って摂取するのでも、同じ効果が得られるとされています。

 

がん予防

がんを予防する食べ物は数多くありますが、ローリエもその一つ。

ローリエに含まれるカテキン、リナロール、先述のパルテノリドのコンビネーションは、がんを発生させるフリーラジカルの除去剤として強力に働いてくれます。

フリーラジカルは、健康な細胞をがん細胞に変えてしまいます。
ローリエはこのフリーラジカルを撃退するのが大得意。

老若男女問わず、積極的に摂っていきたいものです。

 

ストレス・不安障害

ローリエの葉は、自然に気持ちを落ち着けてくれます。

タイムやバジルの効能を語るときによく出てくる「リナロール」という成分がありますが、ローリエの葉にもこれが含まれています。

リナロールには、ストレスホルモンを大幅に下げる優れた鎮静作用があります。
リナロールを豊富に含んだ精油を使用した際、社会性の向上・過激な行動や言動の減少が認められたとの報告もあります。

 

美髪効果

ローリエがすごいのは、美容の面でも同じ。

ローリエの葉は、髪の毛全体の健康の向上に非常に効果的なんです。
かゆみや乾燥をともなうひどいフケ症の方や、「最近抜け毛が多くなってきた」という方にも試してほしいのが即席ローリエ・スカルプエッセンス。

その方法については、次の項で見ていきましょう。

 

ローリエの使い方

上記の効果効能を味わい尽くすために、ローリエの使い方をじっくりと学んでいきましょう。

 

料理

いちばんポピュラーなローリエの使い方が、料理に使う方法です。

ローリエは、長く置けば置くほど香りがよく出るという特徴があります。
よって、長時間コトコト煮込むタイプのお料理に適しています。
シチュー、スープ、パスタソース、ハヤシライスのルー、クリームソースなどがそれですね。

蒸し料理にも大活躍します。
メインにローリエの葉を2~3枚いっしょに蒸すだけなのですが、風味が何倍も豊かになるから不思議です。
ぜひ野菜、さかな、チキンでお試しください。

調理後に忘れてはいけないのが、ローリエの葉を取り除くこと。
食感としては決して快いものではないので、お客様にお出しする前には特に気をつけてくださいね。

 

ストレスリリーフ

前項でお話ししたように、ローリエにはストレス・不安の気持ちの緩和効果があります。
その効果を存分に感じるためにおすすめなのが、ローリエを燃やして香りを楽しむ方法です。

耐熱容器(ボウルのような深めのもの)に炭を入れ、火をつけます。
そこに乾燥ローリエを5~10枚入れ、5~10分待ちます。
部屋中がローリエの香りでいっぱいになります。

もちろん火事にならないように気をつける必要はありますが、手軽にローリエのアロマが楽しめるとあって、アメリカで人気の方法です。

もちろんローリエの精油が手に入るという人は、アロマテラピーのディフューザーで楽しむのもいいでしょう。

 

スカルプエッセンス

美髪効果もあるローリエ。
フケや抜け毛に特に効果的だといいますから、まだまだ乾燥が続くこの時期、取り入れない手はありません。

シャワーに入る前、よく洗った生のローリエの葉を水に浸しておきます(ひたひたになるくらいが最適です)。
シャンプーが終わったら、その水を頭皮に揉み込むようにしてつけます。
そのあと普通通りに髪を乾かします。

とてもシンプルな方法ですが、続けていくことにより頭皮の乾燥の改善が見込めます。

 

ポプリやリースとして

ローリエは、見た目もたいへん美しい植物です。
欧米では、ポプリやリースとして使うという人も多いようです。

よくおすすめされているのが、乾燥させた柑橘系のフルーツといっしょにお皿に載せるだけのシンプルなポプリ。
このとき使うのは、もちろん乾燥したローリエです。
見た目にも愉しい素敵なポプリができあがります。

クリスマスには、リースの飾り付けとしても人気です。
シナモンやクローブなどのクリスマスのスパイスとの相性もいいですから、クリスマスにはローリエを使ったデコレーションを楽しむのもいいかもしれませんね。

 

ローリエ生葉の使い方と乾燥・保存方法

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市販のローリエは、乾燥したものが主流ですが、庭に月桂樹があるという方も多いはず。
ちぎったばかりの新鮮なローリエは、そのまま使うことができるのでしょうか?

 

生でも使えるの?

結論から言うと、ローリエは生葉のままでも使うことができます

中でも先述のスカルプエッセンスなどは、生で使うのがポイントになります。

ただ、料理で使う場合には、苦味が強く香りも弱いので、特に生葉を使うメリットがあるわけではなさそうです。
庭に月桂樹があるという方も、乾燥させて使うのがベターでしょう。

 

収穫のポイント

月桂樹の木から葉を収穫する際には、いくつかポイントがあります。

  • 少なくとも二歳以上の月桂樹をえらびましょう。
  • 収穫に最適の時期は、真夏
    油分がいちばん出るときなので、収穫がスムーズにいきます。
  • 朝露が蒸発したあと、に行うのがベスト。
  • サイズの大きな葉は香りも強く出ます。
    大きなものから取っていきましょう。

上記を守ることで、いちばん元気なローリエを収穫することができます。

 

ローリエの乾燥方法

ローリエの乾燥方法はいたって簡単です。

用意するもの

  • 収穫したローリエが乗るだけのサイズの容器
  • キッチンペーパー
    の二点だけ。

やり方

  1. 容器にキッチンペーパーをくまなく敷きます。
    一枚以上重ねる必要はありません。
  2. キッチンペーパーの上に、収穫したローリエを並べていきます。
    葉同士はきちんと離して、重ならないようにしてください。
  3. 風通しがよく、あたたかく、乾燥した部屋に容器を置きます。
    直射光はいかなる種類であっても避けましょう。
  4. このまま二週間?三週間ほど放置します。
    二週間目にまだ水分を感じられるようであれば、もう一週間置いてください。
    鮮やかな緑が残っているうちは、まだ乾燥が足りないというサインです。

少し時間はかかってしまいますが、いったん用意しておくと便利なローリエ。
自分で乾燥させる手間をかけたものなら、なおさら愛着もわくというものですよね。

 

ローリエの葉の保存方法

市販の乾燥ローリエは、パッケージに書かれている保存方法に従って保存してください。

自分で乾燥させたものは、涼しく湿気の少ない場所で保管してください。
数ヶ月は持ってくれます。

風味をより長く維持したいという方は、冷凍庫に入れてしまうという方法もあります。
この方法だと、数年間の保存が可能になります。

いずれの場合も、清潔なビンに入れて保存するのが最もよいとされているようです。
ポプリやリースにしてもいいくらい綺麗な葉ですから、保存するビンもデザインの凝った可愛いものを見つけられるといいですね。

 

さいごに

今回は、月桂樹の葉・ローリエについてお届けしました。

生葉でも乾燥させたものでも、とにかく使い勝手がいいことから、ナチュラルライフには欠かせない存在のローリエ。
その栄養価と効果効能もさることながら、料理だけにとどまらない幅広い使い方のできる魅力的な植物です。

ぜひこの機会に暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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米サンフランシスコ在住の翻訳者・ライター。ありのままの自分の美しさに気づくための「もの」、「こと」、「ひと」を集めたブログを運営中。一本の口紅から波の音まで、ホリスティックかつナチュラルな内容を書き綴る。



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