寒くなると温かい飲み物が恋しくなりますね。
せっかく飲むなら、美容と健康に効果的でしかもおいしく飽きずに飲めるもの。
それは、なんたって『豆乳甘酒』!
これにかなうものは、他にはなかなかありませんものね。
ここでは、甘酒と豆乳それぞれの効能と、豆乳甘酒の作り方、飲み方、おいしく栄養補給するコツをお伝えいたします。
『飲む点滴』といわれる豆乳甘酒とは?
豆乳甘酒とは、甘酒を豆乳で割ったドリンクです。
豆乳と甘酒と聞くと意外な組み合わせと驚く方もいるかも知れません。
ですが一度飲んでみると優しい甘さと風味がクセになりますよ。
そもそもこの豆乳甘酒はTBSの「はなまるマーケット」という番組から認知されるようになりました。
番組の中で、女優の永作博美さんが毎日豆乳甘酒を飲んでいるとおっしゃったことから、特に女性からの注目が集まったのです。
永作博美さんと言えば、40代には見えない少女のような笑顔と透明感のあるお肌が印象的です。その秘訣と豆乳甘酒の関係は一体なんなのでしょうか。
素敵な永作博美さんを見ていると、チャレンジしてみたくなりますよね。
実は豆乳には肌の老化防止の働きがあり、また甘酒には血行を良くする作用があります。豆乳と甘酒の効果はそれだけではありません。
豆乳甘酒の効能とは?
栄養価の高い甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるほど。
その甘酒と女性の強い味方の豆乳を合わせることで飲みやすくなり、そして高い効能が期待できます。
豆乳と甘酒の効果をそれぞれご紹介いたします。
豆乳
豆乳の主な成分はビタミンBやE、サポニン、イソフラボンです。
特に豆乳には豊富なイソフラボンが含まれているので近年人気を集めてきました。
いちご、バナナなど様々なフレーバーの豆乳も販売されており、豆乳が苦手な人でもおいしく飲めるように工夫されています。
特にデスクワークの女性が野菜ジュースならぬ豆乳を片手に仕事をしているようすも多く見かけるようになった気がします。
そして豆乳に期待できる効果は以下のものがあげられます。
■効能
- 保湿効果
- シワ、シミの予防
- 便秘解消
- 免疫力増加
- ウィルス抗体
豆乳は特に、美容のための成分がたくさん含まれています。
その中でもイソフラボンはお肌の強い味方です。
これからの乾燥の時期にちょうど良い保湿効果もありますよ。
そして、シワ、シミの予防効果も。
また、豆乳は体の調子を整える力もあります。
イソフラボンの効果で腸内環境を整えることができるんです。
腸内環境が整うことによって風邪やインフルエンザなどのウィルスに負けない体作りができます。
甘酒
甘酒にはビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6、葉酸など、ビタミン類が特に多く含まています。
冬になると、神社やコンビニ、スーパーなどで甘酒が販売されるのを見かけることがあると思います。
甘酒には体を温める効果があり寒い時期にはもってこいの飲み物なんです。甘酒の効能も豆乳に負けないくらい豊富にあります。
以下は甘酒に含まれる主な効能です。
■効能
- 風邪予防、疲労回復
- ダイエット効果
- 頭皮の栄養補給
- 冷え性対策
- 自律神経失調症、不眠症
甘酒に含まれているビタミンBは副交感神経を穏やかにする効果など、体の神経の問題に作用します。
また、甘酒は冷え性に効果的だと言われております。
冷え性をなくすことができれば、体の不調やウイルスの侵入も予防を防ぐことができます。
甘酒効果で冬に負けない強い体を。
そして、なによりすごいのはこの甘酒、消化酵素がたくさん含まれているんです。
消化酵素が多く含まれていることで栄養素を効率的にエネルギーに変えることができます。
よって豆乳の効能も、その甘酒と一緒に摂取することによりさらに力を発揮することが期待されます。
豆乳甘酒の効果的な飲み方と飲む時間と量の注意点
では、豆乳甘酒の効果的飲み方とは、どうすればいいのでしょうか。
飲む時間は?
豆乳甘酒は夜飲むことをおすすめします。これから夜がだんだんと冷えてくるので、温めて飲んではいかがでしょう。
豆乳甘酒を鍋に入れ弱火にかけ、沸騰させない程度に温めます。
寝る前に飲めば体も暖まり、豆乳甘酒で栄養補給をすることで目覚めの良い朝が迎えられます。
飲む量と注意点
体に必要なイソフラボンよりも多く摂取するとイソフラボンは体外に排出されます。
排出されるといっても過剰摂取は禁物です。
イソフラボンを過剰摂取すると、お腹がゆるくなる、ホルモンバランスが崩れ生理不順になる、にきびがでる、といったことが起きる可能性があります。
もちろん適量なら問題はありません。
ただお腹が弱い方は適量よりも少なく飲んでみて自分にあっているか様子を見てください。
豆乳、味噌汁、納豆、そのほかの大豆製品から考えても豆乳甘酒は『コップ一杯』がちょうどいいでしょう。
飲み方
豆乳と甘酒を 3:1 で混ぜ合わせたものがおすすめです。
妊娠中、運転されるご予定がある方の場合、米麹の甘酒でアルコールがないものを。
ダイエット中でカロリーが気になる方は特に成分無調性豆乳をお使いください。
割合は好みでわかれるかも知れませんが、甘酒が苦手な方は豆乳を少し多めに。
逆に豆乳が苦手な方は甘酒を多めにしてみてはいかがでしょうか。
どちらも好きではないという方は、甘酒と豆乳、1:3の割合の豆乳甘酒を少し飲んでみてくださいね。
豆乳と甘酒だけでも甘さはありますが、もしジュースのような感覚で飲みたいという方はオリゴ糖シロップやはちみつを加えてみてください。
この豆乳甘酒は、豆乳と甘酒が両方苦手な方でも意外とおいしいと飲めるかもしれません。
栄養満点の二つが合わされば、風邪対策、寒さ対策にも頼もしいです。
ご家族、ご友人と、ぽかぽか暖まる豆乳甘酒でみんな元気になれるといいですね。