水草ことアクアプランツのインテリアが人気沸騰中!
涼しげな雰囲気と揺らぎのあるグリーンがほっこりとした癒しの空間を作ってくれます。
今回は、水草作家のてっちゃん先生が発案された「ボトリウム」の魅力と、アクアプランツの飾り方や植え方についてもご紹介します。
水草の小さなアクアリウム「ボトリウム」でほっこり癒しの空間を
ボトルの中の小さな水草の世界。
「ボトリウム」は、水草作家のてっちゃん先生こと田端哲生さんが発案されました。
密閉された透明な容器の中に、美しく配置された水草はずっと見ていても飽きません。
ゆらゆらと揺らめく水草には自然界の揺らぎを感じられ、心が癒やされていくでしょう。
お部屋に飾ると、そこは癒しの空間に早変わり。
デスク周りやオフィスなど、パソコンで目を酷使しがちな環境に置くのが人気のようです。
そのへんの空きビンに入れただけでも、不思議と雰囲気を醸してくれる「ボトリウム」。
たったそれだけで涼しげな癒しの効果を感じることができるでしょう。
しかも管理がラクチン。
アクアリウムというと、手入れやメンテナンスがすごく大変なイメージがありますが、こんなに小さなボトルなので手間もあまりかからないんです。
癒やされたい現代人にはとても嬉しいアイテムですね!
アクアプランツの楽しい飾り方!アレンジアイデアいろいろ♪
アクアプランツ(水草)の魅力にハマったら、いろいろな飾り方を試してアレンジしてみてはいかがでしょうか。
アクアプランツを使った楽しいアレンジアイデアをご紹介します。
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via: soelboutique.blogspot.jp
電球をテラリウムのように容器に仕立てあげたアレンジ。
「電気×水」という禁断の相性がたまらなくワクワクしますね!
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白い目盛が描かれたフラスコにアクアプランツをアレンジするとこんなに面白い♪
お固い理科のイメージと柔らかいアクアプランツの揺らぎが程よく調和しています。
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一瞬「えっ!?こんなとこに?」
と驚いてしまうようなユーモア溢れるアレンジ。
うっかり「保温」スイッチを押さないように気をつけましょう (笑)
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ホテイアオイをライトアップすると、根までも美しく見え芸術的なカタチに惚れ惚れするでしょう。
ライトは水草の成長にも必要ですが、白熱灯を使うと熱くなってしまうのでLEDを使用するといいですね。
via: violetpaperwings.blogspot.jp
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少し大きめの細長いビンに入れると高さのあるレイアウトができ、デザインの幅が広がります。
流木に見立てて一緒に小木を配置すれば、盆栽やフラワーアレンジメントのように美しい世界観溢れる作品に。
アクアプランツの上手な植え方とお手入れ
小さな容器のアクアプランツのインテリアは、とてもお手軽。
大きな水槽のアクアリウムだと、手入れが大変そうなイメージがありますが、小さなボトルを使ったものだと、手入れや準備がラクです。
必要なものは、基本は「水のもれない容器」と「ソイル(水草専用土)」があればできます。
一緒に石や小木でデザインしても素敵ですし、ビー玉やカラーソイルを使っても華やかに演出できます。
自分だけの世界観を作ってくださいね^^
ここでは基本の植え込み方についてご紹介します。
アクアプランツの植え方
材料
・ アクアプランツ
・ 容器(入れる植物に対してゆとりのある大きさが良い)
・ 水草専用土(ソイル系サンド)
・ ウールマット
・ 液体肥料
・ 盆栽用ピンセット
・ 飾り用の石(オプション)
・ カラーソイル(オプション)
植え方
- 土入れ
ソイル土を容器の底に3cm以上の高さになるように入れる。
カラーサンドや小石でデコレーションする場合は、ソイルを入れた後に配置。
一日以上汲み置いてカルキを抜いた水を霧吹きでボトルの中全体をしっかりと湿らせる。 - 水入れ
水を注いでいきます。
この時、ウールマットを容器の中に敷いて、その上に水を静かに注ぐようにする。
土が舞い上がって水が濁らないようにジョウロでゆっくり入れると良い。
水が満タンになったら、静かにウールマットを取り出してください。水を綺麗にするため、容器の中にそのまま水を注ぎ入れ続けます。
水が溢れても入れ続けるとどんどん水が綺麗に。 - アクアプランツを植えこむ
水草が長すぎるときは、適当な長さでハサミでカット。
一本一本丁寧に、根元をピンセットで挟んで植え込む。 - 液体肥料を入れる
最後に液体肥料を数滴入れる。
一週間に1回追肥すると良い。
※ 魚や貝などの生物がいる場合は肥料は入れないでください!
お手入れや設置場所は?
普段のお手入れ
■■水換えは?
水換えは週に1回。(夏場は週に2回)
容器にそのまま水を注いで溢れさせていけば、容器内の水がどんどん綺麗になっていきます。
■■水草が伸びてきたら?
水草が育ちすぎるとレイアウトが崩れたりして見た目が悪くなってしまいます。
伸びすぎた水草はカットしましょう。
スペースがあればカットした方の水草を、そのまま別の場所に植えこんでもいいです。
■■コケが生えたら?
容器にコケが生えてきたら、カットしたスポンジをピンセットでつまんでお掃除します。
設置場所の注意点
多くの植物が日光を好むように、アクアプランツも日光が大好き♪
ただし、日当たりが良ければいいってものではありません。
直射日光や強い西日があたる窓に晒すと、小さなテラリウムの中の水はあっという間に水温が上がってしまいます。
よく夏に直射日光の場所においておいたグラスの中の水が、1時間足らずでお湯のようになっていたりもしますよね。
そうなると、容器内がコケだらけになりますし、魚や貝などの生物を入れていた場合はすぐに死んでしまいます。。
また、逆に1日中日が当たらなすぎる玄関などの場所も不向きです。
日光が当たらないので、アクアプランツは育たずこれまた元気がなくなってしまいます。
アクアプランツを設置する場所は、レースカーテン越しの窓辺や半日陰になる場所が良いでしょう。
電球の光だけでもちゃんと光合成してくれますよ^^