豆乳に続く「第3のミルク」として注目を集めるライスミルク。
セレブやモデル、子育て中のママ達の間で密かに人気が高まっています。
白米・玄米の生米から、あるいは炊いたお米から作られ栄養も豊富。
筆者も最近おすそ分けでもらってから愛飲しています。
この記事では特に玄米から作られるライスミルクの効能を3つご紹介します。
ダイエットや美容効果などが凄いライスミルクの、飲み方や味はどうなのでしょうか?
一つ一つ見ていきたいと思います。
女子必見のライスミルクの効能3つ
ライスミルクと呼ばれるように、このドリンクが流行を見せたのはアメリカです。
ベジタリアンが牛乳を控えるために植物性のドリンクを考案したとのが始まりと言われています。
お米と言えば日本ですが、逆輸入のような感じで入ってたようです。
少し悔しい気もしますが、マクロビなどと流れは同じですね。
セレブや健康志向の人が注目するようにその効能は必見です。
ダイエット・美容・デトックスの3拍子が揃っているのがライスミルクです。
正しく女性の味方となるこの飲み物を是非ご覧ください!
1. 低カロリー高炭水化物でダイエット効果!
カロリーには様々な見解がありますが、ダイエット中はやはり気になります。
ライスミルクは低カロリーでさらに炭水化物も豊富です。
牛乳・豆乳はやはりカロリーが高いのでダイエットには結びつきにくい部分があります。
一方、炭水化物と言うと糖質制限ダイエットなどではタブーのようなイメージ。
しかし炭水化物の正体は、
炭水化物 = 糖質 + 食物繊維
大切なのが食物繊維の量が炭水化物にどれだけ入っているかが重要。
玄米から作られるライスミルクの場合は食物繊維が豊富に含まれています。
ですのでダイエットにも効果的、というわけですね。
ちなみに、最近の研究では米にふくまれる糖質のデンプンは「冷やすと太りにくい」ということがわかってきました。
冷めたお米はあまりおいしくありません。
しかし、冷蔵庫で冷やしたライスミルクはおいしいですよ!!
ダイエット中に気をつけたいのが栄養不足。
玄米は白米にするとなくなってしまうミネラルなどの栄養素も残ります。
まさしくダイエット中に飲むドリンクとして玄米ライスミルクはオススメです。
2. ビタミンEやビタミンCによる美容効果も
美容効果で気になるのがお肌の調子。
また美容と健康は切っても切り離せません。
健康に美しくなれる効果も見逃せませんね。
ビタミンEは血流を良くし、ホルモンバランスを整えてくれます。
血液循環がよくなりほんのり赤い元気なお肌になるのを助けてくれます。
ビタミンB1は糖の分解をサポートし、太りにくく疲労回復効果もあると言われています。
疲れは美容の最大の敵ですよね。
カリウムは利尿作用があり、むくみ解消に必要な栄養素です。
肌のむくみがスッキリするだけで見た目の印象は大きく変わりますよね!
豆乳のように豆から絞って作られるのではなく、水と割ってミキサーにかけて作るのでこれらの栄養素を逃しません。
美容効果をそのまま簡単に摂取できるということです。
3. デトックス効果も!フィチンが毒素を排出
排毒、排出効果と言われるデトックス。
玄米が注目を集めたのもデトックス効果が少なからず要因になっています。
現代社会を生きていると気になるのが保存料や添加物など。
さらに生きている上で必ず出てしまう老廃物。
これらを体内から排出してくれるのがフィチンと言われる栄養素です。
玄米にはフィチンが豊富に含まれているためデトックス効果が高くなります。
また、便通を良くし便秘への効果もあると言われています。
玄米として食べる際は注意が必要で、腸内の水分が十分にある場合効果的です。
便秘になっている方はほとんどが腸内が水分不足のため便秘になっています。
ですので水やお茶と一緒に玄米を食べるのがオススメです。
ライスミルクの場合は玄米と水で作るのでまさしく一石二鳥です。
ダイエットにも美容にも効果的なデトックス効果に期待が持てます。
- 低カロリー・高炭水化物でダイエットに最適
- ビタミンEで血液循環がよくなる
- ビタミンB1で疲労回復
- カリウムでむくみ解消
- フィチンでデトックス
- 玄米をそのまま食べるより効率的に栄養素を摂取できる
- 冷やして飲むことで糖質の吸収を抑える
ライスミルクの飲み方や味は?
さて、ライスミルクの効果がわかりましたが、次に飲み方と使い方のご紹介をしましょう。
牛乳のようにそのまま飲む
シンプルなライスミルクは玄米や米と水を同じ分量をミキサーに入れて混ぜます。
他に何も入れないので作れるので、そのまま飲むことができます。
筆者は知り合いのママが離乳食に作ったのをよくおすそ分けしてもらいます。
赤ちゃんがそのまま飲めるように一般的なものより少し水を多めに作っていますが、十分飲めます。
上記したように玄米の栄養素をそのまま摂取吸収できるので赤ちゃんにも嬉しい飲み物ですね。
「それっておいしいの?どんな味?」
一言で言うと、おかゆに近い味です。
炊いたお米と水を火にかけたのがおかゆなのでほとんど一緒ですね。
もちろん水の分量や白米か玄米かによっても味は変わります。
牛乳をそのまま飲むとお腹が痛くなる。
豆乳はそもそも大豆アレルギーだから飲めない。
という方にもオススメです。
お米アレルギーの方以外は飲めますし、赤ちゃんの離乳食の準備段階としてもそのまま飲むことができます。
オリジナルドリンクを作って楽しもう
様々な広がりを見せて各メーカーがいろいろなライスミルクドリンクを作っています。
市販されているライスミルクはベースからさらに美味しく工夫されていて飲みやすい!
もちろんご自身でアレンジも可能です。
はちみつを入れたり、ココナッツオイルを入れたり様々です。
もともとお米の自然な甘みがあるので、それを生かしてカカオを入れたりというのもアリですね。
自宅でスムージーを作る方にももちろんオススメです。
水の代わりに入れたり、果物と一緒に入れたりと使い方は無限に広がります。
自分だけのオリジナルドリンクを探すという楽しみ方もライスミルクにはあります。
また牛乳代わりにシリアルにかけて飲む?食べるのも健康的ですね。
和洋中の調理にも、お酒にも合うライスミルク
基本的にあまり保存がききません。
生米で作った場合はすぐに飲まなければなりません。
また、食中毒も引き起こしやすいので、特に夏場は熱を加えた方がよいでしょう。
■料理に入れる
飲んで残ったライスミルクは傷みやすいので、料理に入れるのもオススメです。
筆者はライスミルク入り味噌汁がお気に入りです。
出汁に自家製の味噌を入れ、ライスミルクを入れます。
もうそれだけでご飯も要らないおかゆ味噌汁が完成です。
■ヘルシーに低カロリー
他にも、牛乳の代わりとして洋風の料理に使うことも出来ます。
ベースとなるソース作りやドレッシングにも最適です。
マヨネーズをライスミルクで溶くと、牛乳に比べるとヘルシーなライスミルクマヨネーズとなってくれます。
おかゆの味が少し残るので、お好みでお使いください。
■お酒と割る
そして、お酒の割る水の代わりにもなります。
日本酒・甘酒・どぶろくなども米から作らているのでそういう意味では日本らしいお酒になりますね。
焼酎のライスミルク割りも意外に合います。
「カルーアライスミルク」「カシスライスミルク」など試してみるのも面白いですね。
■デザートに
さらにデザートにも使えます。
パンケーキや蒸しパンなど弾力性が欲しいものは玄米の自然な弾力が新たな食感を生み出します。
小麦粉の代わりに米粉を使って料理する方はイメージしやすいかもしれません。
ライスミルク自体を米粉で作る事も可能です。
おわりに
女子必見のライスミルクの効能3つをご紹介しました。
ダイエットや美容効果、デトックスと健康に美しくなる飲み物。
日本の食文化を支えてきたお米から作られるライスミルクでした。
飲み方も味を変えたりできて、楽しみ方も広がってこれから食卓のベースになるかもしれませんね。
ただし、保存が効かず食中毒も発生しやすいので注意が必要です。
商品化されている市販のものはその辺りも配慮されているので最初は購入して慣れていくのもいいですね。
慣れてくるとオリジナルライスミルクに挑戦してみてはどうでしょうか?